アメリカのクリスマスからお正月にかけての祝日は、クリスマスの12月25日と元日の1月1日。
この祝日と有給休暇を組み合わせて、長めのお休みにするのが一般的な過ごし方ですが、実際には仕事内容によっても異なります。
会社も学校もこの日からこの日までと言うのは難しいのがアメリカのクリスマス休暇です。
アメリカのクリスマス休暇
祝日は12月25日だけでも、会社的にクリスマスイブの12月24日も有給休暇日とされていたり、個人的に残っている有給休暇を使用して長期休暇にするケースも多くあります。
工場などでは、半強制的にクリスマスの週をお休みにしてしまうことも。
12月の半ばから早めに有給休暇を使ってクリスマス後までお休みにしてしまう人やクリスマスから年末年始にかけて長めに休暇を取るパターンなどもあったりしますね。
11月の最後の木曜日の感謝祭(サンクスギビングデー)、その後の「ブラックフライデー」あたりから、クリスマスから年末年始にかけての長期休暇を意識し始めるもの。
12月の半ばになると徐々に有給休暇をとって、実家へ帰省をする人も増えていき、会社全体はお休みではなくても徐々に閑散としていきます。
そうして、24日のクリスマス・イブには教会のミサに参加して、クリスマス当日の25日は家族でプレゼントを贈り合うのが定番の過ごし方と言えるでしょう。
自分がお休みではなくても、仕事相手がお休みだったりすることがあったりしてなかなか普段どおりに仕事をすることができなくなってしまう時期でもあります。
ただ、小売店などのサービス業の場合は稼ぎ時でもあり、クリスマス休暇が当てはまらない場合もありますね。
学校のクリスマス休みは?
地域や学校によっても異なりますが、高校までの学校のお休みとしては12月23日は短め(半日)で終了し、12月24日から1月1日まで続くことが多いです。
大学の場合は、もう少し長く1月の半ばもしくは終わりまでお休みになることもありますが、こちらも学校によって違いがあります。
アメリカにお正月休みはある?
クリスマスホリデーと言われる大型の連休は、長い人の場合12月半ば過ぎから年始の仕事始めとなる1月2日や1月3日まで続くこともあります。
日本のようにお正月の三が日という慣習はないので、仕事始めは1月2日もしくは1月3日ということが多いです。
日本にいてアメリカの方と仕事をしている場合、12月に入る頃には相手のお休みを確認しておかないと仕事が進まないことにもなりかねません。
年始は相手は仕事を始めていても、日本の会社は1月5日からなんていうことになると12月22日頃から1月5日頃まで約2週間程度すれ違うこともありえます。
お互いのお休みは確認して、仕事の計画を立てておきたいところですね。
さいごに
祝日の数は日本よりも少ないアメリカですが、有給休暇を消化することは当たり前なのでクリスマスに合わせて長期休暇にする方も多いです。
11月末あたりからクリスマスシーズンに向けて浮足立ってくる頃なので、12月から1月にかけてのスケジュール確認と仕事上の計画は早めに立てておくに越したことはありませんね。