毎日のように使う電気ケトルですが、ついつい掃除は後回しに…。
恥ずかしながら、結構長い期間洗わないでそのまま使っていたので、さすがに水垢や黄ばみが気になり、重い腰を上げて掃除をしました。
お酢(レモン汁)・クエン酸を使ったティファールの電気ケトルの掃除、お手入れ方法について、実際にやってみた写真とともにご紹介します。
電気ケトルの掃除 クエン酸がない場合はお酢でOK
まずはどこの家にも多分あるお酢を使ったお手入れ方法から。
- 水1リットルに対して大さじ1強の割合でお酢を加えて沸かす。
- 沸騰させた後、10分~30分程放置する。
- お湯を捨ててから水で充分にすすぐ。
汚れがある場合は、キッチンペーパーで拭いてもいいですね。 - 満水まで水を入れて再度沸かす。
- お湯を捨て、水ですすいでから中まで乾燥させる。
(レモン汁の場合は30~60ml(レモン1~2個分)程度)
汚れがひどい場合には、塩小さじ1も入れると効果的です。
汚れがしつこい場合は1~3を数回繰り返してみてください。汚れがひどくくならないうちの、こまめなお手入れの方が楽です。(次回はもっと早めにやりたいと思います。)
お酢でもレモン汁でもどちらも口に入っても問題ないのでどちらでもいいのですが、匂いが気になる方はレモン汁の方が洗浄後の香りがいいです。
また、お酢を入れ過ぎると泡立ちがすごいことになってしまいますし、匂いも強くなりますから気をつけましょう。
電気ケトルのお手入れ クエン酸を使用
続いてクエン酸を使用した方法。今回は100均で購入したクエン酸が自宅にあったので、クエン酸を使って掃除してみました。
- 満水まで水を入れ、その中にクエン酸(15g程度)を入れてかき混ぜる。
- 沸騰させた後、1時間程放置する。
- お湯を捨て、水ですすいでから中まで乾燥させる。
我が家の洗浄前のティファールの電気ケトルの写真がこちら。
底の部分に、C字型の範囲で白色の斑点がついてます。
ティファールの公式サイトによると、
水に含まれるミネラル分によってC字型の範囲で白色・青色・茶色の斑点がついたり、全体的に虹色に見えたりすることがあります。これはもともと水に含まれている成分ですので害はありませんが、熱効率や正常な自動オフ機能のためにも定期的にクエン酸を使ってお手入れして下さい。
とのこと。
まさにC字型に白い斑点がついてしまっていましたが、1回洗浄するとこんな感じになりました。
ここまで汚れが気にならなくても、定期的にお手入れはした方がいいようです…。
特にミネラルウォーターを使用している場合、ミネラル分が豊富な分、ステンレスにシミが出来やすくなるそうなので、お手入れが必須です。
動画でお手入れ方法をチェックしておきましょう。
電気ケトル<アプレシア プラス> 本体内部の汚れが落ちにくい場合/T-fal
クエン酸は100円ショップや薬局などで購入出来ますし、「電気ケトル洗浄中」というような商品もあります。
量を計らなくてもいいのは楽ですが価格的には…なので、もし買うのであれば他の用途にも使えるクエン酸の方がいいですね。
電気ケトルの注ぎ口の掃除は?
内部が汚れているということは、毎日お湯が通る注ぎ口も掃除の必要がありますね。
ただ、注ぎ口のみを別に掃除をしなくても大丈夫。
内部をクエン酸やお酢で洗ったあとにお湯を捨てる時、注ぎ口から捨てればそれでOKです。
注ぎ口を通さずに水を捨ててしまったりするともったいないので、ゆっくり注ぎ口も洗うようにお湯を捨てましょう。
ティファールの電気ケトルは丸洗い可能?
電気ケトルだけではありませんが、基本的に電気製品は本体から取り外しが出来る部品以外を丸洗いすることは出来ません。
ティファールの電気ケトルは底の部分が水に触れてはいけないので、丸洗いするのは危険です。
外側の汚れが気になる時は、重曹をお湯でとかしてからフキンやハンドタオルなどで水拭きし、内側は上記のクエン酸やお酢で洗浄しましょう。
毎日お水を入れているだけであれば内側は水垢以外の汚れはないので、沸かし終わったお湯は本体に残さず使いきって乾燥させ、定期的にクエン酸(お酢)洗浄しておくことで問題ないでしょう。
余ったお湯をそのままにしておくのは衛生的にもよくありませんので、毎回使いきって乾燥させましょう。
水垢がついてしまうことも防げますし、万が一倒してしまった時にもこぼれることがありません。
丸洗いできる電子ケトルもある!
電気ケトルは使い勝手がいいですが丸洗い出来ればもっといいのにと思っていたら、こちら▼の電気ケトルは丸洗い可能とのこと。
もはやお湯を沸かすだけの電気ケトルではないので、価格差はありますがケトル部分が丸洗いできるし、温度調整まで出来て魅力的。
今使っているケトルが壊れたら、買い替える際の候補にしたいと思います。
さいごに
ティファールの電気ケトルは、カップ一杯分が無駄なく簡単に沸くので、使い始めてからは手放せなくなってしまいました。
カップやティーポットなどに必要量を入れてから、ティファールに移して沸かすとお湯が残ることもなく、もったいないことがなくなりました。