2015年から新たな横浜DeNAベイスターズの守護神となった山崎康晃(やまさきやすあき)投手。山崎投手の登板時の「康晃ジャンプ」はすっかりベイスターズファンとっては恒例となりました。
山崎投手など各チームの守護神が主に登板するセーブがつく場面、セーブがつく条件についてまとめておきたいと思います。
2015年の秋に横浜スタジアムの見学ツアーに参加した時の写真もご紹介します。
ベイスターズ戦で康晃ジャンプをしよう!
他球団ファンからもうらやむ声も聞こえる「康晃ジャンプ」の盛り上がり。康晃ジャンプをするために横浜スタジアムに行きたくなっているファンも多いのではないかと思います。
「康晃ジャンプ」を知らない方はまずはこちらの動画でどうぞ。
3万人の康晃ジャンプ!! 8/20 山崎康晃投手の登場から、新人最多セーブ記録更新まで
この日も中継で生でこの場面を見ていましたが、記録更新が掛かっていたのでいつも以上の盛り上がりでしたね。改めて動画を見るとあの時のドキドキ感がよみがえります。
昨年は前半戦は特に「おおおおおおおおおおおお」と「や・す・あ・き」が毎日頭の中をぐるぐるしていましたが、後半戦は康晃ジャンプの機会が減ってしまい残念でした。
山崎投手に関しては康晃ジャンプと共に注目してもらいたいのが、一塁へのベースカバーです。
内野ゴロの時に一塁を映している画面を左から右に横切る山崎投手をチェックしてみてくださいね。
野球でセーブが付く条件は?
山崎投手のような守護神(勝ちゲームの救援ピッチャー)記録するセーブとは、どのような条件の時につくのか、整理しておきましょう。
野球規則から読み取ると、次の項目を全て満たした投手(1試合1投手)にセーブ記録がつきます。
★自分のチームが勝った時の最後を投げきること
★勝利投手とはならないこと
★1/3イニング以上投球すること
★同点や逆転されることなくリードを守りきって試合を終わらせること
★次の項目のいずれかに該当することが必要
・自分のチームのリードが3点の時に登板し、最低1イニングを投げきる
・最低3イニング投げて、リードを守りきる(点差は関係ない)
・塁上にランナーがいる時に登板して、対戦するバッターとその次のバッターが得点すると同点となる状況でリードを守り切った場合
最後の部分が分かりにくいかと思いますが、登板する時点で
◆ランナーなし⇒2点差以内
◆ランナー1人⇒3点差以内
◆ランナー2人⇒4点差以内
◆満塁⇒5点差以内
であれは、1/3イニング以上投げればセーブが記録されます。
点差が
1点⇒ランナーなしで1/3イニング以上
2点⇒ランナーなしで1/3イニング以上
3点⇒ランナー1人で1/3イニング以上もしくはランナーなしで1イニング以上
4点⇒ランナーが2人以上で1/3イニング以上
5点⇒ランナー満塁で1/3イニング以上
6点以上⇒3イニング以上
を同点や逆転されることなく抑えるとセーブが記録されることになります。
昨年は新人最多セーブ記録を更新して新人王を獲得した山崎投手。今年はどこまでセーブを積み上げてくれるのか楽しみです。
山崎投手も登板前に投球練習をする横浜スタジアムのブルペン
横浜スタジアムの見学ツアーで撮影した写真
DeNAが横浜スタジアムの株を取得して、これからますます球場の改革も期待したいところですが2015年の秋に横浜スタジアムの見学ツアーに行って来たのでその時の写真をご紹介します。
リリーフカーやブルペンの写真も横浜スタジアムの見学ツアーの時に撮影しました。
ライトスタンド下のブルペンからリリーフカーが出てくる出口
ブルペン側から見たグラウンド
一塁側(ベイスターズ側)ベンチ裏の通路
一塁側ベンチ内から見えるグラウンド
2015年3月より新設されたセンターバックスクリーン下の「DREAM GATE」。
こんな感じでグラウンドが見えます。
また、2016年シーズンより横浜スタジアムで主催されるナイターがある日の早朝7時~8時半までの間はこの「DREAM GATE」からグラウンドに入ってキャッチボールが出来る『DREAM GATE CATCHBALL(ドリーム・ゲート・キャッチボール)』が始まります。
横浜スタジアムが市民により愛される球場にという思いで開催されるそうで、横浜スタジアムのグラウンドに誰でも無料で入ってキャッチボールすることができるイベントです。朝早いですが、無料で横浜スタジアムのグラウンドに入れます!
ちなみに「ハマスタ・ツアー」はグラウンドはもちろん、ベンチやブルペン、屋内練習場、選手ロッカー(ビジター側でした)、お風呂、記者席、スコアボード操作室、放送ブースなど様々な場所を案内付きで見ることが出来ます。ただ、グラウンド、ベンチはツアー当日の利用状況によって見学できない場合もあるそうです。
希望者はリリーフカーに乗って記念撮影をすることも。高校生以上の大人は1,000円で、60分以上色々普段見られない場所を案内してもらい写真撮影も出来て、なかなか貴重な体験で面白かったです。
開催日時は少ない上に平日の昼間の場合が多いのですが、横浜スタジアムの公式ホームページで確認出来ます。
さいごに
オープン戦も始まり、今年も野球のシーズンが近づいてきました。「康晃ジャンプ」がこんなに盛り上がるとは思いもしなかった一年前。
また今年も新たなヒーローが出て来てくれることも願いながら、応援していきたいと思います。
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