
ハンドクリームの使用期限と余ったハンドクリームをハンドクリームとしての用途以外で活用する方法についてまとめています。
それでも余ってしまったハンドクリームを捨てる場合の方法もご紹介します。
ハンドクリームの使用期限
ハンドクリームは時間と共に酸化や劣化していってしまいますので、一般的には未開封のもので3年、開封したら1年以内に使いきる方がいいと言われています。
実際には保管状態によって、もう少し長く使える場合もあると思いますが、肌に直接塗るものですので出来れば1シーズンで使いきってしまいたいですね。
特にフタを開けるタイプの容器の場合、手で触れた部分から雑菌が入ってしまうこともあります。
なるべく早く使い切ることが一番ですが、保管する場合は直射日光を避け、極端に高温や低温にならない場所を選びましょう。開封したものは、しっかりフタを閉めておくのも大切ですね。
また未開封でも、高温になる車内だったり直射日光が当たるような場所に放置していると劣化の原因になりますので気をつけましょう。
冷蔵庫での保管は、特に表記されている場合以外はおすすめしません。使用する時の冷蔵庫からの出し入れでの温度変化が激しくなってしまうので避けましょう。
無添加の製品や手作りハンドクリームは添加物入りのものより劣化が早い可能性が高いですから、保管方法や使用期限にはより気をつけたいですね。
ハンドクリームを再利用する方法
使用期限が切れてしまったハンドクリーム、処分する前に他の利用方法がないか確認しておきましょう。
結構色々使えます。
- 洋服の静電気対策に ハンドクリームを手に塗り、履いているストッキングの上から太ももや膝から下に撫でるようにして擦り付けると纏わり付きにくくなります。
- ヘアワックス代わりに
- 陶器などの値札シールをはがす ハンドクリームをシールの上にたっぷり塗って、数分放置してから剥がしてみて下さい。
- ドアの蝶番がキィキィいう場合に
- 自転車のチェーンのサビよけに
- 鏡の曇りどめ
- 革靴の汚れ落とし
- 革製品(財布、カバン、靴など)のつやだし シミになってしまう場合もあるので、目立たない部分で確認してからにしましょう。
- くっつかなくなった吸盤を復活させる 吸盤を洗ってしっかり水気を取ってから、白っぽくなるくらいたっぷりハンドクリームを塗ります。
- 手についた灯油のニオイ消しに ハンドクリームを手に塗ってから、石鹸で手を洗い流すと臭いも一緒に取れるはずです。
5分ほど放置し、ハンドクリームを少し拭き取ってから使いましょう。
ハンドクリームの捨て方
ハンドクリームの再利用方法が分かっても、使い切れないものは処分するしかありません。
残っている中身はいらなくなった布や新聞紙、キッチンペーパーなどに絞り出して吸わせてから燃えるゴミに出し、空になった容器はプラマークがあれば資源ゴミとして処分しましょう。
ただ自治体によって、処分方法が異なることがありますので住んでいる地域のゴミの分別方法を確認してみてくださいね。
さいごに
中身がたくさん残っているとそのまま処分するのはもったいない気がしますが、使用期限が切れてしまったものを無理に使うのも肌にはよくないですね。
次からは小さめのサイズを買うようにして、積極的に他の利用方法も使いながら、使い切るようにしていきましょう。