
歳を重ねてくると気になるのが手のシワやシミ。いくらメイクをしても「手」を見れば年齢が分かってしまうと言われていますね。
手は汗もかくし、洗う機会が多いので日焼け止めクリームを塗っても効果が薄れてしまうことも。
手もしっかり紫外線対策をして、守っていきましょう。
手の紫外線対策はやっぱり手袋?
うっかり日焼けして、なかなか元に戻らないのは手の甲ではありませんか?手の甲には日焼け止めを塗っても取れてしまいますし、一日に何度も塗り直すことも難しい。でも何もしないとシミが出来てしまう場所でもありますね。
若いうちは多少焼けても大丈夫だったかもしれませんが、30代、40代と進んでくるとそうもいきません。これ以上シミを増やさないようにしていきましょう。
一番の紫外線対策は日に当たらないことですので、UVカット加工をされた手袋をすることが効果的です。
でも真夏に手袋なんて暑そう…とためらっている方も多いのではないでしょうか?
全て覆っているタイプが紫外線予防としてはいいのですが、日常生活で使うにはロング丈で指先が出るタイプのものやショート丈の手の甲の部分だけ覆っているタイプのものなど色々な種類のものが売られています。いつ使うかや着脱のしやすさなど、用途によって使い分けするのがおすすめです。
意外と忘れがちなのが、洗濯物を干す時。朝一番で洗濯物を干したりするとまだ顔もメイク前だったりすることも。もちろん顔も手も準備してから干しましょう。
紫外線を予防する色は?白?黒?
紫外線を予防する手袋を買おうと思ったら、何色にしますか?
明るい色から濃い色のものなど様々なものが売っていますが、紫外線を予防する効果が高いのは黒と言われてきました。しかし、2009年に発表された論文によると『UVカット効果が高い色相は、黄>赤>青・黒の順』だそうです。
また別の実験によるとUVカット加工をしている白い日傘としていない黒い日傘では、UVカット率は白い日傘の方が高かったそうで、一概に「色」だけでは判断出来ないので、UVカット加工をしてあるものであれば、色自体をそんなに気にしなくてもいいそうです。
UV対策商品は比較的「黒」が多いですが、黒は熱をよく吸収する色なので熱くなりがちですから熱中症のことなども考えると明るい色のものを選ぶのがいいですね。
こんなタイプものも販売されています。
![]() 手の甲の日焼け防止 UVカット素材で紫外線ブロック手の平オープンなので、手袋のように滑りま… |
夏の紫外線予防と手荒れ対策
顔はしっかり美容液やクリーム、パックなどで毎日ケアしているのに、手は何もしていないなんてことはないですか?
夏場もしっかり手荒れ対策をしておかないと、紫外線は健康な肌と比べ、荒れている肌の場合は奥まで届きやすくなりダメージが大きくなります。日中は手袋でガードし、眠る前にきれいに手を洗ってからハンドクリームやオイルを塗り、手の甲やひらをマッサージして、血行をよくしましょう。指をひっぱるだけでも血流が良くなり代謝が上がります。顔につけた残りの美容液を手に塗っておくだけでも何もしないよりはいいですね。
また、手荒れの原因になるキッチンでの作業中には、食用の椿油を時々塗るのがおすすめです。匂いもなく、ほんの一滴つけるだけでも乾燥を防いで、そのまま料理をしても気になりません。試してみてください。
まとめ
あまりに紫外線対策に神経質になりすぎるとビタミンDが不足してしまうことがあるそうです。ある程度は日光に当たることも必要ですね。
日焼けが気になる場合は、メラニンが少なく日焼けの心配が少ない手のひらを太陽に向けて15分日光浴をさせてあげましょう。