
到着してさぁ食べようという時に生クリームがシュワシュワになってしまっていたり、型崩れしていたりするとガッカリしてしまいます。
ケーキを作り始める前に、持ち運びすることも考えておきましょう。
手作りしたケーキの持ち運び方と容器、また持ち運びやすい種類についてまとめています。
手作りのケーキの持ち運び方
ケーキの持ち運びで考えなければいけないのは、温度の管理と安定感ですね。
まず温度は、ケーキを入れた箱を保冷剤と一緒にホームセンターなどで売られている厚さが1mm程のウレタンシートで包めば、寒い時期の2~3時間の持ち運びは問題ないですね。さらに保冷バックに入れておくと安心です。
保冷剤はお店でもらったものでもいいですし、100円ショップなどで大きくて平べったいものも売っていますから、ケーキを入れる箱に合わせて持ち運びしやすいものを用意してもいいと思います。
ウレタンシートがない場合は、保冷バックを二重にして間にも保冷剤を入れておきましょう。特に内側の保冷バッグは封が出来るタイプのものがいいですね。出発までは、ケーキの箱も冷蔵庫で冷やしておきましょう。
持ち運び中の安定感を出すには、デコレーションケーキ用の手提げ袋か結婚式の引き出物用のような、底が正方形に近くて大きな紙袋があると便利です。袋がない時は風呂敷に包んで結び目をもって歩くのも意外と安定感があります。
また、ケーキが入る発泡スチロールの箱があると持ち運びしやすいですね。大きすぎず、適当な大きさのものがあれば、多少混雑した電車に乗っても型崩れの心配は少なくなるでしょう。
到着した後に作業が出来るのであれば、デコレーションは食べる直前にするようにするとより安全に運べます。
ケーキの持ち運び方法 容器はどうする?
ケーキを入れる容器(箱)ですが、100円ショップにも売っていますし、ケーキの大きさにも寄りますが、大きめのタッパーのフタを底にして上からかぶせるように使うことも出来ます。
せっかく豪華に作ったケーキなので、100円ショップの箱やタッパーでは物足りないという場合は、こういうものも売っています。
![]() ケーキカバー (ピンク) (307×307×166Hmm) 日本製 |
手作りのケーキを作って持って行く機会が多いのであれば、ひとつあると便利ですし、見栄えがよくなりますね。
ガラスのドームの方が格好はいいですが、持ち運ぶのには重いですし、こちらは折りたたんで持って帰って来られるので、持ち運びにはいいと思います。
他にも、ケーキカバー、ケーキドーム、ケーキケースなどで検索すると探せます。
ケーキで持ち運びやすいのは何?
気温や食べるまでの時間を考えると普通のケーキを持って行くのは難しいかなと言う時には、焼き菓子系の方が安全ですね。
・パウンドケーキ
・ガトーショコラ
・カップケーキ
・マドレーヌ
・アップルパイ
・シュークリーム
などは如何でしょう。
また、型に入れたまま運ぶことを考えれば、例えばシフォンケーキを焼いてから冷やして型のまま持って行き、到着した後に型からはずして食べることも出来ますね。生クリームだけゆるめに作ってタッパーなどに入れ、保冷剤と共に持って行き、食べる時に掛ければ手作り感が出るのでは?

一人暮らしの彼にあげるのなら、日持ちがして、2~3日経った方が味が馴染んで美味しくなるタイプのものの方が喜ばれる可能性も。デコレーションはそんなにしない分、ラッピングなどに凝ってもいいかもしれませんね。
さいごに
朝ケーキを持って出て、途中で用事がある場合などは、スーパーなどにある冷蔵ロッカーを利用するのもいいでしょう。
一緒に食べるのではなく、プレゼントするのであれば、もらった相手が持って帰るまでのことも考えておくといいですね。