
お餅にとって大敵となるのは、カビですね。すぐ食べるから大丈夫と思って常温で放置していると食べようと思った時にはカビが生えているなんてことにならないように保存しましょう。
お餅の保存は常温?冷蔵庫?冷凍?
お餅をそのまま常温でおいておいても大丈夫なのは、冬場の比較的気温の低い場所で3日程度でしょう。常温での保存はおすすめしません。1週間程度で食べられる分は、冷蔵庫へ入れ、それ以外は冷凍保存しましょう。
解凍後に食べやすいように、1個ずつラップで包んでからフリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。出来るだけ空気に触れないように、丁寧にラップして、フリーザーバッグに入れる時も空気を抜いておきましょう。
上手に保存出来れば、1年後でも食べられますが、冷凍焼けしてしまったり酸化すると餅の風味が落ち、美味しくなくなってしまいますから1ヶ月ほどをメドに食べきる方がいいですね。
カビさせずに保存するのには、冷凍保存がおすすめです。
冷凍したお餅の解凍方法
冷凍保存したお餅を食べる時の解凍方法は自然解凍がおすすめです。
◆食べる半日ほど前に冷蔵庫へ入れて自然解凍
(目安は5~6時間)
◆食べる1~2時間ほど前に室温で自然解凍
ただ、冷凍のままでも解凍されたものよりも時間は掛かりますが、そのままトースターで焼くことも出来ます。強火で焼くと中まで焼けないうちに外側がこげてしまうことがあるので、低温(弱火)で時間を掛けて焼きましょう。
電子レンジを使う場合は、お餅を水にくぐらせてクッキングシートの上に置き、500Wで50秒~1分ほど様子を見ながら加熱しましょう。焼く場合は、ラップのまま電子レンジに入れ、500Wで30秒ほど加熱して半解凍してからトースターで焼くといいでしょう。
もし、そのままトースターで焼いたり、電子レンジでの解凍が上手くいかない場合は、室温もしくは冷蔵庫での自然解凍を試してみて下さい。自然解凍の方が上手くいく可能性が高いです。
冷凍されていた時間が長くなるほど、水分が抜けて硬いお餅になってしまうので、食べられると言っても早めに食べた方が美味しく頂けますね。
餅チョコで食べると保存知らず?
大量にお餅がある時には冷凍保存するのですが、お餅のこの食べ方を知ってからわが家では消費が早く、冷凍保存する必要があまりなくなってしまいました。
チョコとお餅の組み合わせは最強です。作り方というほどのものではないくらい簡単で、すぐに出来てしまうのでオヤツにはもってこいなのですが、本当に食べ過ぎには気をつけて下さいね。
《チョコ餅の作り方》
クッキングシートにお餅を乗せ、電子レンジへ。500Wでまず約30秒、裏返して約20秒ほどで膨らんでやわらかくなります。加熱時間は電子レンジの機種によって加減して下さいね。
お餅はやわらかくなると伸びますので、クッキングシートは大きめの方がいいですね。
やわらかくなったお餅を少し広げるようにして、真ん中に板チョコを割ったものやひとくちチョコをおいて包めば出来上がり。
すぐにチョコレートは溶けてトロトロになるのですが、あまり多くチョコを入れると食べる時に溢れ出てきます。また、やわらかくなったお餅は熱いので気をつけて下さいね。
お餅とチョコの組み合わせを試したことがない方は是非。ただ、本当に食べ過ぎには注意しましょう。いくつでもいけちゃいます。
さいごに
常温で保存してから食べきれないものを冷凍するよりも、計画的に早めに冷凍保存してしまいましょう。
冷凍保存すれば、カビてしまうこともありませんので安心です。