宛名の「様」と「御中」の使い方「行」の消し方と「気付」って何?

公開日: 

20151003_01
何となく知っているつもりになっている「様」と「御中」の使い分けについて、その意味が分かっていると迷わず使えるようになりますので、意味から整理しておきましょう。

また、予め宛名に印刷されている「行」の文字を消して「様」や「御中」を書く時の「行」の消し方についてや「気付」の使い方についても確認しておきましょう。

スポンサードリンク

宛名の「様」と「御中」の使い方

「御中(おんちゅう)」は「(その組織の)中の人へ」という意味で、中の人の「中」に丁寧語の「御」がついて「御中」となります。

例えば、

○△□株式会社 人事部 御中

であれば、○△□株式会社の人事部の中の誰でもいいので開封して読んで下さいということになります。特に読む人(開封する人)を特定せずに送る場合に使います。

手紙や書類は、「読む人」宛に出すものですから、送り先が会社宛であっても「読む人」を意識して失礼のないように送りましょう。

郵送先の相手が特定されていて個人名が分かっている場合は、

○△□株式会社 人事部 鈴木一郎様

のように、個人名+様となります。

「御中」は「行」や「行き」を消して書くことが多いので、「行」を丁寧にしたものと思うかもしれませんが、そうではなく、その組織や団体、官庁、会社の中の誰でもいいので開封して下さいという意味になります。

よく間違ってしまうケースとしては、

○△□株式会社 人事部 御中 鈴木一郎様

というように、「御中」と「様」を同時に使ってしまうのは人事部の誰でもいいのだけど、鈴木一郎さんに開封して下さいと言っているようなおかしな事になりますので、「御中」と「様」を同時に使うことはありません。

基本的には、個人宛の場合は「様」を使い、誰か特定せずその団体や会社に送る場合が「御中」となります。

また、会社ではなく宛先が個人商店でも、事業主の名前が分からない場合は「御中」を使います。

スポンサードリンク

「行」の消し方

予め封筒に「行」や「行き」と記載されている場合は、それを消してから「御中」や「様」を書くことになります。

消し方は、文字の流れに逆らわず

縦書きであれば、縦に二重線/二重の斜め線

横書きであれば、横の二重線

とするのが自然でしょう。

斜めの線は、右上から左下に2本引きます。

消した後に書く「御中」や「様」の位置も文字の流れに沿って書きましょう。

ただスペースの問題もありますし、どうしてもこうしなければならないという決まり事ではありませんから、その都度判断しましょう。

修正テープや修正液などを使用するのは、相手方のミスをこちらが訂正したと意味に取られかねませんのでやめた方がいいですね。

また、こちらが返信用封筒を用意する際には、「御中」や「様」は使わず、「行」と表記しましょう。

御中と気付の使い方は?

もうひとつ、「気付」という表記がありますが、こちらは郵便物を送る相手の立ち寄り先や関係のある場所に郵送する際に使います。

住所ではなく、ホテルや旅館などの一時的な居場所や会社内にある別組織の事務局などに送るようなケースですね。

○△□株式会社気付
ABC共済会 御中

のような使い方になります。

宛名の住所に届くように送りますが、住所の人(○△□株式会社)ではなく、ABC共済会の誰かに開封してもらいたいという時に使用します。

ちなみに英語の場合は、C/O (Care Of)と表記します。

親戚の家に居候している人や下宿している人などに手紙を出す場合によく使われるのは、

山田様方 鈴木一郎様

の「様方」ですね。こちらも覚えておくといいですね。

さいごに

社会人になって歳を重ねていくと、間違っていても誰も注意してくれなくなってしまいます。

訂正してもらえるうちにきちんと覚えて、恥をかかないようにしていきたいものですね。

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP ↑