秋の七草は食べられる?由来の和歌と日帰りハイキングで七草巡り

公開日:  最終更新日:2015/06/27

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春の七草は毎年おかゆを食べているけど、秋の七草ってなんだっけ?と春に比べて今ひとつマイナーな感じがしてしまいますが、秋の七草について、その由来の和歌と秋にぴったりな七草巡りが出来る日帰りハイキングについてご紹介します。

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秋の七草は食べられるの?

春の七草はおかゆにして食べるので、最近はスーパーなどで七草セットを売っていますが、秋の七草は目で見て楽しむものなので、基本的に食用ではありません。

食べるのには適していない観賞用の野草です。

春に比べて今ひとつ話題にならないのは、食べないことが原因かなとも思いますが。

《秋の七草》
萩(はぎ)マメ科 「おはぎ」の語源となったお彼岸のお供え物。
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桔梗(ききょう)キキョウ科 星型の花を咲かせます。
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葛(くず)マメ科 くず餅に使う葛粉が作られます。
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藤袴(ふじばかま)キク科 乾燥させると桜餅の葉のような良い香りになります。
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女郎花(おみなえし)オミナエシ科 名前は美女を圧倒する美しさという意味だそうです。
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尾花(おばな)イネ科 ススキの方が一般的ですね。動物の尾っぽに似ているのでこの名前。
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撫子(なでしこ)ナデシコ科 花は紅から淡いピンク色です。
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桔梗は韓国ではトラジと言ってゴボウ状の根は食用とされています。また、葛も葛粉として食べられるので、全く食べられない訳ではありませんが、春の七草粥のように食べることはありません。

ボーイスカウトなどでは、キャンプの時に秋の七草の一部を天ぷらにして食べたりすることもあるようですが、そのままは食べなくても、秋の七草は漢方の生薬となるものが多くあります。葛根湯は葛ですし、女郎花の根は解毒やはれものに使われるそうです。

秋の七草の由来の和歌は?

秋の七草は由来は、山上憶良の2つの和歌からきていると言われています。

万葉集 巻8-1537
秋の野に咲きたる花を指折り(およびおり)かき数ふれば七種(ななくさ)の花

万葉集 巻8-1538
萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝貌(あさがお)の花
「朝貌」は諸説ありますが、一般的には「桔梗」のことだと言われています。

奈良公園にはふたつの歌碑が並んで建てられています。

秋の日帰りハイキング 七草めぐり

長瀞地区には秋の七草が一種類ずつ植えられている7つのお寺があるので、関東エリアなら日帰りでハイキングをしながら秋の七草寺巡りが出来ますね。
秩父鉄道の長瀞駅~野上駅~樋口駅のエリアに点在する下記のお寺でそれぞれの草花が見られます。

不動寺に撫子(開花時期:7月下旬~9月上旬)
洞昌院に萩(開花時期:7月中旬~10月下旬)
多宝寺に桔梗(開花時期:7月下旬~9月上旬)
遍照寺に葛(開花時期:8月上旬~9月中旬)
法善寺に藤袴(開花時期:9月上旬~10月下旬)
真性寺に女郎花(開花時期:7月中旬~9月中旬)
道光寺に尾花(開花時期:9月上旬~10月下旬)

全て巡ると約13km~15kmほどで時間にすると4時間~5時間ほどになると思います。普段歩いていないと少しきついかもしれませんが、歩ける服装・靴で行きましょう。最初のお寺で朱印帳を購入するといいですね。

例年9月に秩父鉄道の主催のイベントが開催されています。長瀞のライン下りも合わせて楽しみたいですね。

まとめ

秋の七草は食べるのではなく、愛でるもの。

長瀞の七草寺巡りは歩いて回って全て見られるのでお勧めですが、結構歩きますから、少し涼しくなってからの方がいいと思います。

秋風を感じながら、秋の七草を目で見て楽しみましょう!

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